Space Rover Cup 2026 の会場を走行する TR-2

Rover 02

TR-2

University Rover Challenge 2027 を見据えて開発中の2号機。Space Rover Cup 2026 優勝機です。

Concept

初号機の実戦経験を、
次の機体へ。

TR-2 は、TSUKUBA ROVER TEAM の2号機です。鳥取ローバーチャレンジ2026で初号機 TR-1 を運用して得た知見をもとに、世界最高峰の学生ローバー大会 University Rover Challenge(URC)2027 を見据えて開発しています。

2026年10月の Space Rover Cup 2026 では、ダーツ・無人建設・サンプル回収の3つのミッションすべてに出場し、優勝しました。

Features

TR-2 の特徴

01

サーボモーター

160kgf

足回りやアームを動かすサーボモーターに、160kgf の高トルク品を採用しています。

02

並行移動できるアーム

改良アーム

関節のトルクを強化し、直動機構によってアームを並行移動できるようにしました。

03

自作サイクロイド減速機

減速比 1:9

アームの関節には、チームで設計・製作したサイクロイド減速機を組み込んでいます。

04

マイコン

STマイクロエレクトロニクス製

制御には、STマイクロエレクトロニクス製のマイコンを使用しています。

Specifications

主な仕様

サイズ(収納時)

684mm(W)× 1010mm(D)× 900mm(H)

駆動方式

4輪駆動・4輪独立ステアリング

ホイール・タイヤ

3Dプリント製 PLAホイール + TPUタイヤ

サーボモーター

160kgf

アーム

関節トルクを強化した改良アーム(直動機構による並行移動)

減速機

自作サイクロイド減速機(減速比 1:9)

ハンド

TPU製ジャイロイドクッション + 滑り止め

機体重量

約37kg(Space Rover Cup 2026 出場時)

マイコン

STマイクロエレクトロニクス製

センサ

光学カメラ・GNSS・測温抵抗体

主電源

リチウムポリマーバッテリー 22.2V 6000mAh

通信

Wi-Fi

非常停止

物理スイッチ(電源遮断基板と緊急停止ボタン)

出場大会

Space Rover Cup 2026(優勝)

TR-2 のアームの CAD 図

Arm

力強く、器用になったアーム

Maker Faire Tokyo 2026 で発表した改良アームの設計です。関節のトルクを大きく引き上げ、直動機構による並行移動を加えるなど、可動軸の構成も見直しました。

関節トルクの強化

20Nm→40Nm、40Nm→180Nm、4.0Nm→16Nm

自作サイクロイド減速機

減速比 1:9 のサイクロイド減速機をチームで設計・製作

ピッチ軸の追加

アームにピッチ方向の関節を追加

直動機構による並行移動

ヨー方向の回転軸を直動機構に置き換え、アームを並行移動できるように

新しい砂サンプラー

サンプル採取のための機構を新たに開発

TR-2 の CAD 図
TR-2 の CAD 図(Maker Faire Tokyo 2026 発表時点)

Competition

出場した大会

Gallery

TR-2 の写真

Space Rover Cup 2026 会場で TR-2 を整備するメンバー

Open source

ソフトウェアと基板データ

プログラムや基板設計データは GitHub で管理しています。